Re:Mindの舞台をゆく 横須賀編①

久しぶりのRe:Mindロケ地探訪記事です。

今回もスピンオフ特別篇の中から、マッシロのメンバーたちが「犯人」を探すため市内を奔走した風景を探しに行きます。訪れたのは神奈川県・横須賀市。横須賀といえば、ハイスクール・フリート全盛期の頃には毎週のように通っていたものです。グルメスタンプラリーとかありましたよね……。駅前の「さかくら」さんのおばさんに「もちょ好きそうな顔してるわね~!」とか言われたのをなんとなく覚えています。

そんな横須賀ですが、Re:Mindにおいては重要な場所なのではないかと勝手に思っています。というのも作中において美穂の父親は神奈川県議会の議長という設定であり、美穂の父親の地元……ひいてはRe:Mindという作品そのものの舞台設定が横須賀という可能性は大いにありうるからです。「美穂の父親は地元の港湾関係の仕事を取り仕切っている」という設定もあり、横須賀港という大きな港を抱える横須賀市はいよいよ舞台としての適性が高いといえるでしょう。というかそもそも6話においてメンバーが通う学校の教師である林が、他校の生徒に暴行を加えたという事件のニュースで「神奈川県横須賀市で40代の高校教師が……」と言われているので舞台は横須賀市であることに間違いはないでしょう。

 

さて、話が逸れてしまいましたがスピンオフ特別篇においては横須賀の様々な風景が登場します。

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まずはこちら、JR横須賀駅降りてすぐのヴェルニー公園。噴水わきのベンチは、京子が父親と久しぶりに会うシーンに出てくるものです。

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海沿いを望むベンチが見える風景は、逃げる京子と彩花を追う芽実という構図で出てくるシーンのもの。柿崎芽実ちゃんが一人でダッシュするカットはなかなかシュールで可愛いしめっちゃ好きです。ヴェルニー公園ではこのようなベンチが多数置かれていますが、対岸の米軍基地とイオンの位置関係から場所はすぐに特定できるでしょう。ちなみに対岸の米軍基地に見える「DRY DOCKS」という表示は、そこがドライドッグ(水を抜いて艦船を修理できる場所)ということを示していて、ヴェルニー公園の名前の由来となったヴェルニー氏が1800年代後半に設計したものが現代でも使われている、歴史を感じさせる施設であります。

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公園の外側へ出て、道路沿いにJR横須賀駅へと向かうと愛奈が岡崎へのストーキング行為を働いた現場が見つかることでしょう。愛奈は街路樹に隠れて岡崎の動向を見張っていましたが、もちろんその街路樹も見つけることが出来るでしょう。探訪時は街路樹の下でスケッチをしている人がいて撮影を躊躇いましたので、まなふぃ氏のファンの方は是非ともご自身の足で訪れていただきたい。

 

公園を離れて横須賀中央駅の方向へ、住所で言えば大滝町へと向かいます。ここは「犯人」だと疑われた京子が彩花と芽実に追われ、市内を鬼ごっこするようなシーンの舞台となります。

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大滝町交差点からホテルニューヨコスカへと向かう道は、電柱に身を隠したり鞄で顔を隠したり京子をガバガバ尾行する芽実と彩花のシーン。写真はかなり引いたカットですので分かりづらいのですが、後方に見えるセブンイレブンがポイントです。

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一つ前の写真の道から横須賀中央駅の方向へ一本入った小路は、これは看板が出ていないので非常に分かりづらいのですが、芽実と彩花の尾行を撒くために京子が謎のカエルの置物に隠れるシーンです。13話のEDにも奥のお店の名前がクレジットされていましたね。「ねえちょっと……ねえ待ってよ!どこ行くの!?」って言う芽実ちゃんが可愛すぎるな。

 

今回訪れることが出来たのはここまでです。

横須賀にはあともう2か所ほどロケ地となった場所があり、時間を見つけてそちらの方も探訪したいと思います。あと最大の難関である、「OP・12話EDに出てくる海岸」についてはある程度あたりを付けてはいるものの、あまりにも広範囲すぎて特定できるかどうか……。