知性主義への敗北

  友人がはてなブログで長文を綴っているのを目にしたときは、妙な対抗心を覚えて、アメーバブログ反知性主義の塊のような中身のないスッカラカンな文章を書こうと試みていたが、3日で飽きたので今度は大人しく迎合してみようと思う。

  ブログのURLが自由に決められるそうなので、Blue Symphonyを引っ張ってきた。今更ながら、如月千早田中琴葉・所恵美・北沢志保という組み合わせは、素晴らしすぎて、恐ろしい。キャストの技量もさることながら、キャラクターの絶妙な調和から心地よい安心感を覚える。LTHのユニットは(クレッシェンドブルーとか)、感性や性格の違いから時に対立が生じて不協和音を感じることもあったが、Blue Symphonyを歌う4人はまさに洗練されたシンフォニーのようで、安心できる。

  クレッシェンドブルーついでに書いてしまうと、本当はCatch my dreamにしたかった。ブログのタイトルとしてはあまりにもクサすぎるので止めたけども、曲としてのCatch my dreamは何度聞いても心を揺さぶられて、好きだ。月刊サンデーで連載しているミリオンライブのコミック。最上静香が倒れてステージに立てなくなってしまった。代わりにステージに上がるのは春日未来。「静香ちゃんの分まで……」という未来の言葉に、1stライブのぴょん吉の姿が重なって、読みながら涙してしまった。

 思えば1stライブのころあず、2ndライブのSentimental Venusなど、ミリオンのライブではトラブルに見舞われてばかりだが、不思議なことに、どれもが一つの思い出として大切なものになっている。もちろん、それを良しとするわけでもないし、だから良かったと言うのもどうかと思うが、この未完成さがミリオンライブとして完成しているのだと思う。

  話をCatch my dreamに戻すけれど、この歌の素晴らしさを語り始めたらキリがないし、相当にクサくなってしまうので、また今度の機会にしたい。しかし、「大人になったら… 夢見てたいつか」と「大人になるほど 忘れがちだけど」という対比は、とても深いなと思う。

  結局ミリオンライブの話に終始してしまったけど、車の話とかも、ツイッターでは書ききれないこととか、書いてみたいと思う。ところで、ブログのタイトルとしてBlue Symphonyを引っ張ってきた理由は、非常に単純なものだ。

 

キ モ オ タ ブ ル ー シ ン フ ォ ニ ー